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Desktop CD をUSBメモリにインストールする方法

単純にDesktop CDとして動作させるのではなく、変更内容をUSBメモリの別パーティションに保持するようにセットアップする方法です。

これにより、電源を切っても作成したファイルやインストールしたアプケーションが消えなくなります。

  • 必要なもの
    • 高速起動版のDesktopCDイメージ
    • CD-Rなどのメディア
    • USBメモリ
    • USBメモリからの起動に対応したPC

      ダウンロードしたCDイメージをそのまま使うなら1GBytes以上のものが必要。

      自分でDesktop CDをカスタマイズして容量を減らせば、512MBytes以下のものにインストールすることもできる。

  1. Desktop CDのイメージをCD-Rなどに焼く。
  2. そのCDでPCを起動する。
  3. 内容を消しても構わないUSBメモリをPCに差し込む。
  4. 自動的にマウントされた場合、アンマウントする。USBメモリのデバイスはマシンによって異なるので、dhコマンドやdmesgコマンドで調べる。
       umount <USBメモリ上のパーティション>
    
  5. fdiskコマンドでパーティションを切る。1番目のパーティションを700MBytes、残りを2番目のデータ保存用パーティションに割り当てるとよい。カスタマイズしたCDを使う場合は、1番目のパーティションのサイズをCDのサイズに合わせて作成する。
       sudo fdisk <USBメモリのデバイス>
    

    パーティションの作成例(2GBytesのUSBメモリを使った場合)

       Disk /dev/sdb: 2063 MB, 2063597568 bytes
       255 heads, 63 sectors/track, 250 cylinders
       Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes
    
       デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System
       /dev/sdb1               1          86      690763+  83  Linux
       /dev/sdb2              87         250     1317330   83  Linux
    
  6. 以下のコマンドを実行する。
       /cdrom/tools/install_usb.sh <USBメモリのデバイスファイル> [<起動パーティション番号>] [<データパーティション番号>]
    

    USBメモリのデバイスファイルが /dev/sda、起動パーティションが1、データ用パーティションが2ならば以下のようになる。データパーティション番号を省略すれば、作成されない。

       /cdrom/tools/install_usb.sh /dev/sda 1 2
    

    あとは画面の指示に従って入力する。

  7. PCを再起動し、BIOSでUSBから起動するよう設定する。



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