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このページでは、Ubuntu 7.04 Feisty Fawnについて案内しています。リリースノートは、 Ubuntu 7.04 Release Notes を参照して ください。

インストールイメージについて

Ubuntuインストール用のCDには、大きく分けてデスクトップ版とサーバ版の2種類があります。用途にあわせてダウンロードしてください。なお、インストール用のイメージはデスクトップ版で700MBytes程度あります。高速なインターネット接続を利用できない場合は、http://www.ubuntu.com/getubuntu/purchasehttps://shipit.ubuntu.com/ でインストールCDをリクエストすることも検討してみてください。

  • デスクトップ版

    デスクトップとして利用する場合に適したCDイメージです。以下の3種類が配布されています。

    • オリジナル版Desktop CD

      Ubuntuのコアチームにより提供されているDesktop CDです。ライブCDとして起動し、そのままインストールを行うことができます。PC(Intel x86)用・AMD64用が利用可能です。http://www.ubuntu.com/getubuntu/download で、Desktop Editionを選択してください。

    • 日本語ローカライズ版Desktop CD

      Japaneseチームが作成しているDesktop CDです。オリジナル版のPC(Intel x86)用Desktop CDに日本語サポートパッケージを加えるなどの変更を加えてあります。詳しくは 日本語ローカライズ版について を参照してください。

      Bittorrentによるダウンロード方法については BitTorrentによるファイルの共有 を参照してください。

    • Alternate install CD

      Ubuntuのコアチームにより提供されているAlternate install CDです。Desktop CDと異なり、テキストベースのインストーラが起動します。主に、Desktop CDが起動しないPCにインストールする場合に利用します。http://www.ubuntu.com/getubuntu/download で、画面下部の Check here if you need the alternate desktop CD. にチェックを入れてダウンロードして下さい。PC(Intel x86)用・AMD64用が利用可能です。

    なお、オリジナル版のCDでインストールした場合も日本語の表示や入力は問題なく行うことができます。また、PC版ならば Japanese Teamのパッケージリポジトリについて で解説している手順で、日本語ローカライズ版でインストールした環境と同じものにすることができます。

  • サーバ版

    サーバとして利用する場合に適したCDイメージです。サーバ用のカーネルとコマンドラインシステムがセットアップされます。PC(Intel x86)用・AMD64用・Sparc用が利用可能です。http://www.ubuntu.com/getubuntu/download で、Server Editionを選択してください。

※ 公式なサポートは提供されていませんが、PowerPC用・IA-64用・PlayStation 3用のインストールCDを http://cdimage.ubuntu.com/ports/releases/feisty/release/ でダウンロードすることができます。

日本語ローカライズ版について

日本語ローカライズ版のDesktop CDは、オリジナル版に次の変更を加えたものです。

  • 日本語サポートパッケージの収録

    日本語をサポートするためのパッケージをすべて含んでいます。これにより、ライブCDとして利用する場合でも各メッセージが日本語化されます。また、日本語の入力も可能です。

  • OpenPrinting対応HPプリンタ用サンプルベクタードライバとIPAフォント・IPAモナーフォントの収録

    独立行政法人情報処理推進機構の2003年度オープンソフトウエア活用基盤整備事業「共通のオープンプリンティングシステムの開発」での成果物である「HPプリンタ用サンプルベクタードライバ」を収録しています。また、これに同梱して配布されているIPAフォントの派生フォントであるIPAモナーフォントを収録しています。

  • 日本語ファイル名・パスワード対応unzipの収録

    日本語のファイル名およびパスワード(Shift_JIS・EUC-JP・UTF-8)に対応したunzipを含んでいます。

  • Evolutionにおけるメールヘッダ処理を変更

    Evolutionメールで日本語をメールヘッダに使用した場合、オリジナル版ではUTF-8の文字ををMIME-Qでエンコーディングしますが、これをISO-2022-JPに変換しMIME-Bエンコードするように変更してあります。

  • 日本語入力環境の改善

    オリジナル版より新しいバージョンの日本語入力関連ソフトウェア(anthy・scim-anthy・kasumi・tomoeなど)を含んでいます。また、IMクライアントとしてデフォルトでSCIM-Bridgeを用いるように変更しています。

  • IntelチップセットでのビデオBIOS書き換え

    Intel 855G・865G・915G・945Gチップセットの場合、標準では一部の解像度が正しく扱えませんが、915resoulutionを使って正しく表示するように変更しています。

  • CD起動の高速化

    readaheadによるファイルの先読みや、バックグラウンドでXサーバーの設定を実行することなどにより、起動時間の短縮を試みています。

  • 時刻設定の変更

    標準では協定世界時が使われますが、起動時にパラメータtzでタイムゾーンを設定できるように変更しています。デフォルトではAsia/Tokyo(日本標準時)で起動します。

    また、パラメータutcでハードウェアクロックが協定世界時に設定されているかどうかを設定することもできます。デフォルトはno(ハードウェアクロックに地方時間が設定されている)です。

  • 日本語版セットアップ・ヘルパの収録

    人気の高いソフトウェアを簡単に導入することができる「日本語版セットアップ・ヘルパ」を収録しています。インストール後、メニューの[システム]-[システム管理]-[日本語版セットアップ・ヘルパ]をクリックして起動することができます。

  • Japanese Teamリポジトリの追加

    Japanese Teamのパッケージリポジトリを追加してあります。

Japanese Teamのパッケージリポジトリについて

Japanese Teamでは、PC版の日本語環境を強化するためのパッケージを含むリポジトリを提供しています。ローカライズ版Desktop CDでインストールした場合、このリポジトリは自動的に追加されます。なお、オリジナル版のDesktop CDやAlternate install CDでインストールした場合は、次の手順でJapanese Teamのリポジトリを追加することができます。

  • GUIを使って設定する場合
    1. [システム]-[システム管理]-[Software Sources]を開きます。
    2. [サードパーティのソフトウェア]タブを選択します。
    3. [Add]をクリックし、表示されたダイアログに deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja feisty/ と入力して[ソースを追加]をクリックします。
    4. もう一度[Add]をクリックし、表示されたダイアログに deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja feisty-ja/ と入力して[ソースを追加]をクリックします。
    5. [閉じる]をクリックし、表示されたダイアログで[再読込]をクリックします。
  • CUIを使って設定する場合
    1. エディタで /etc/apt/sources.list を開きます。
    2. 次の2行を追加します。:
          deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja feisty/
          deb http://archive.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja feisty-ja/
      
    3. sudo apt-get update を実行します。

なお、Japanese Teamのリポジトリに含まれている ubuntu-desktop-ja パッケージを導入すれば、日本語ローカライズ版Desktop CDに追加されているパッケージがインストールされます。

by Jun Kobayashi last modified 2007-05-05 05:41 PM

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