coLinux用ディスクイメージの使い方
インストール環境
Windows XP上でUbuntu-jaのcoLinuxイメージを動作させる手順を解説します。このドキュメントを書くにあたり、以下の環境で検証しました。
- Panasonic Let's note CF-Y2 (検証用に貸して下さった中村さんに感謝)
- OS : Microsoft Windows XP Professional SP2 日本語版
- CPU : Intel Pentium M 1.40GHz
- Memory : 1GBytes
ネットワークアドレスが192.168.1.0/24のLANに有線接続し、LAN上のルータを介してインターネットに接続しています。
必要なファイルのダウンロード
- Ubuntu-jaのcoLinuxイメージ
- Cooperative Linux 0.6.2 - SourceForge内のページからダウンロードします。
- NX Client for Windows - NoMachineのダウンロードページからダウンロードします。本体以外にフォント(nxfontsで始まるファイル)も配布されているので、導入しておくと良いでしょう。
coLinuxのインストール
ダウンロードしたcoLinux-0.6.2.exeを実行します。デフォルトのままインストールして問題ありませんが、Ubuntu-jaのディスクイメージのみ使うのであれば Root File Image Download のチェックを外してインストールします。これで、C:\Program Files\coLinux に coLinux がインストールされました。
ネットワークの設定
ここでは、WindowsマシンをNATルータとして設定します。
- [コントロールパネル]-[ネットワーク接続]-[ローカル エリア接続]を開きます。
- [詳細]タブを開きます。
- [ネットワークのほかのユーザーに、このコンピュータのインターネット接続をとおしての接続を許可する]にチェックを入れます。接続するLANのネットワークアドレスが 192.168.0.0/24 と重複する場合は、一度「ローカルエリア接続」を右クリックして「無効にする」を選んでから設定してください。
- ドロップダウンボックスから、[ローカル エリア接続 2]を選択します。マシンに複数のネットワークインタフェースが存在しない場合、ドロップダウンボックスは表示されません。
- OKを押します。
これで、[ローカル エリア接続 2]のネットワークアドレスが 192.168.0.1 に設定されます。 もし、接続するLANのネットワークアドレスが 192.168.0.0/24 と重複する場合は、別のプライベートアドレスに変更する必要があります。
ディスクイメージの展開
ダウンロードした ubuntu-ja-5.10-colinux-i386.zip を C:\Program Files\coLinux 以下に展開します。2GBytesのルートディスクイメージと512MBytesのスワップディスクイメージが含まれているので、しばらく時間がかかります。
coLinuxの起動
C:\Program Files\coLinux 以下に展開した ubuntu-ja-5.10-colinux-i386.bat を実行します。coLinuxコンソールが立ち上がり、Loginプロンプトが表示されることを確認します。ネットワークの設定で192.168.0.1以外のアドレスを変更した場合、ここでログインして各ネットワーク設定ファイル(/etc/network/interfaces および /etc/resolv.conf)を変更する必要があります。普通のUbuntuと同様、rootではログインできないよう設定されているので、
- Login: ubuntu
- Password: ubuntu
でログインし、sudoを使って編集します。アドレスを変更していない場合、この作業は必要ありません。
NX Client for Windows のインストール
ダウンロードした nxclient-1.4.0-92.exe を実行します。デフォルトの設定でインストールします。
NX Client for Windows による接続
スタートメニューから、NX Client for Windows を実行します。ウィザードが起動するので、以下の設定を行います。
- Session : coLinux
- Host : 192.168.0.10 (アドレスを変更した場合は変更後のアドレス)
- Port : 22
- Internet Connection : LAN
- Protocol : Unix / Gnome
- Size : 1024x768
ウィザードの最後で、Show the Advanced Configuration Dialog にチェックを入れ、次の通り設定します。
- Generalタブの最下部にある[Use customsettings]を選択し[ Modify... ]を押す。
- [Use PNG Image compression]が選択されていることを確認し[ OK ]を押す。
- Servicesタブの最下部にある[Enable multimedia support]にチェックを入れる。
OKを押すとログインダイアログが表示されるので、
- Login: ubuntu
- Password: ubuntu
と入力してLoginを押します。SSHの確認ダイアログが表示されるのでOKを押します。しばらくするとウィンドウが開き、Ubuntuのデスクトップが表示されます。パスワードは必要に応じて変更してください。ログアウトするとこのウィンドウは自動的に閉じます。
coLinuxの終了
ubuntu-ja-5.10-colinux-i386.bat を実行した際に開いたコマンドプロンプトを閉じようとすると、シャットダウンが始まります。すぐに終了するかどうかを尋ねるダイアログが表示されますが、触らずにしばらく置いておくと終了します。
カスタマイズ
ubuntu-ja-5.10-colinux-i386.xml を編集することで、使用するメモリの量などをカスタマイズすることができます。
サービスとして登録する
スタートメニューからコマンドプロンプトをひらき、
- cd \Program Files\coLinux
- colinux-daemon.exe -c ubuntu-ja-5.10-colinux-i386.xml --install-service
とします。Windowsが起動した際に自動的に起動するようにするには[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]-[Cooperative Linux]を開き、[スタートアップの種類]を[自動]に変更します。
リンク
- Cooperative Linux(coLinux)のメモ - このページを作成するにあたり参考にさせて頂きました。